サポート材剥がしにひと苦労-ナスのヘタの黒焼きと大スズメバチの入れ物

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しばらく前から歯茎が歯の根元まで下がり歯が露出していたのが気になっていました。いろいろ調べてみるとナスのヘタの黒焼きが効くようで、2、3回試しにそれで歯磨きしたところ、絶大な効果を発揮し、歯茎が元の位置にほぼ戻りました。

しかしながら黒焼きの粉が袋に入っていて使いにくいことから、歯ブラシに付着させやすく保管もできる小型の壺が欲しくなり、3Dプリンターで作ることにしました。



Fusion360で最初に作ったもの(①)は深さが浅いので深さを深くしました(②)が、蓋の裏面や蓋と壺のはめ合い部分のサポート材が綺麗に剥がれなかったので、蓋のつまみ部分を独立させ、蓋を裏返しにプリントしてみました。蓋の傾斜が緩いためか、蓋の表面に付着した高密度のサポート材がピッタリと蓋に付着していて剥がせませんでした。そこで蓋の傾斜をきつめにしましたが、それでもサポート材が剥がせない部分が残りました。最終的には、④の傾斜角度でようやくサポート材がほぼ剥がせました。


上の写真で、一番左は、蓋を裏返してプリントしたものの蓋の表面のサポート材が剥がせなかったもの、左から2番目は蓋を裏返さずにプリントしたものの蓋の裏側やはめ合い部分にサポート材が残ったもの、左から3番目は、蓋の傾斜角度をある程度つけて裏返してプリントしたものの表面のサポート材が完全には除去できず真ん中の一部が残ってしまったもの、一番右は、蓋の傾斜角度をかなりつけて裏返してプリントした結果、サポート材がほぼ剥がせたもの(但し剥がした跡が残っています)。

UPBOX+純正のスライスソフトであるUP Studioは、比較的剥がしやすいサポート材の付け方をしてくれる上、純正のPLAフィラメントも他のフィラメントより剥がしやすいにもかかわらず、今回は剥がすのに大変苦労しました。傾斜の緩い造形は要注意です。

蓋の表面にサポート材が残った初期の試作品は、大スズメバチの死骸を入れる容器に丁度良いということで家内に持っていかれました(笑)。左が試作品で右が完成品です。


完成品にナスのヘタの黒焼きを入れた写真です。


洗面台に無事収まりました。今晩から使えそうです。3Dプリンターは便利ですね。



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