PLA

UP純正ABSフィラメントでの造形に悪戦苦闘、各種プラットフォームシートにトライ

昨年、UPBOX+を購入した際に、UP純正ABSフィラメントがおまけで付いてきました。もっぱらUP純正PLAフィラメントとPolymakerのPolyplus PLAばかりを使用していたため、セルボードへのフィラメントの食いつきが良く収縮もほとんど発生せず、反りや浮きに悩まされることはありませんでした。
iphoneケースもUP純正PLAフィラメントで作り愛用していましたが、何度か本体を出し入れしているうちに細い部分が欠けてきました。PLAは柔軟性がほとんど無いので、無理に力をかけると破損しやすいことから、ABSでiphoneケースをプリントすることにしました。かなり難航したために、結果的に各種プラットホームシートを試すことにもなりました。

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サポート材剥がしにひと苦労-ナスのヘタの黒焼きと大スズメバチの入れ物

しばらく前から歯茎が歯の根元まで下がり歯が露出していたのが気になっていました。いろいろ調べてみるとナスのヘタの黒焼きが効くようで、2、3回試しにそれで歯磨きしたところ、絶大な効果を発揮し、歯茎が元の位置にほぼ戻りました。

しかしながら黒焼きの粉が袋に入っていて使いにくいことから、歯ブラシに付着させやすく保管もできる小型の壺が欲しくなり、3Dプリンターで作ることにしました。



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洗面台にピッタリ収まるコップ立ての3Dプリントに挑戦!

我が家の洗面台は、コップや歯ブラシを置く場所が、電動歯ブラシや電動髭剃りの充電機能付きスタンドで占有されているので、洗面台の中間の小さな棚に手作りのコップ立てを置いてコップを掛けています。このコップ立ては、プラスチックの四角い皿に家内が針金で作った塔を置いてコップ立てに仕立てたものです。
ですが、針金の塔と四角い皿は固定されておらず、四角い皿も棚の形状に合わないので、コップを掛ける際に頻繁に棚からころげ落ちていました。
そこで、皿と一体化したコップ立てを3Dプリンターで作ることにしました。
最初にデザインしたものがこちらです。

回転体で簡単に作れますが、皿部分は洗面台の棚に収まるものの、コップを取るときにぶつけると容易にころげ落ちそうです。
次にデザインしたのはこちら。 続きを読む

大型の3Dプリントに挑戦!(鳥の餌台完成)

鳥の餌台の下部と上部がプリントできましたので、ネジのメス部分をプリントして上部と下部をネジ止めしようと思いきや、ネジがどうにも嵌りません。
どうやら鳥の餌台の下部のプリント時間短縮のために積層ピッチ0.3mmでプリントしたため、ネジ山の精度が落ち、うまく嵌らなかったようです。
Fusion360にはネジを作る便利な機能があるのでこれを利用しましたが、M6ならM6と指定すると、0.1mm緩めにするといった微調整が効かないようです(少なくとも自分では方法が見つからなかった)。
結局、メス部分はネジでない穴をオス部分とぴったり合う大きさにしてプリントしました。
完成した鳥の餌台はこちらです。 続きを読む

大型の3Dプリントに挑戦!(鳥の餌台上部のプリント、非純正フィラメントにトライ)

鳥の餌台下部のプリントが出来たので、上部の屋根部分をプリントします。UPBOX+はエクストルーダーの温度設定ができるので、非純正フィラメントも使用できそうです。
非純正フィラメントで何か良いものがないか調べてみると、「Polymaker製の3Dプリンタ用フィラメントはフィラメントの詰まりが 起きにくいよう設計(Jam-Freeテクノロジー)されており、ほぼ全ての デスクトップ熱融解式積層3Dプリンタで使用することが可能です。」と書いてあるので、Polymaker製のフィラメントを試してみることにします。
その中でも「PolyPlusはあらゆるデスクトップ熱溶解積層3Dプリンタ用に作られた最高級のPLAフィラメントです。高反応速度で溶解・ 凝固するため、“熱ダレ”が少なく、ノズル詰まりも起こりにくいのが特長です。」とあるのでPolyplusが良さそうです。

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大型の3Dプリントに挑戦!(鳥の餌台下部のプリント)

鳥の餌台下部はプリント時間が長いため、結果的に2回に分けてプリントし結合させました。
柱の途中の太くなっている部分が結合部分で、柱が差し込まれています。



この半透明の純正PLAフィラメントはご覧のように少し艶があり、見た目がそれなりに美しく仕上がります。 続きを読む

初めての3Dプリントに挑戦!

最初に3Dプリントするものは、比較的単純な形状でそれほど大きくないもの、一般には買えないものから選びました。現在住んでいる家の門柱上部のカバーが長年の紫外線の影響からかボロボロになっていたので、これを3Dプリントして取り替えることにしました。

まずは実物の寸法を計測してFusion360でデザイン。


実は、ボディ間を結合しないでフィレットしたため、ボディ間の角を埋めるハズが、一方のボディのヘリで反対側に丸めたために、角の部分が薄くなってしまいましたが、実用上、問題にならないのでそのまま使うことにしました。  続きを読む