Fusion360の自由度の高い設計手法スカルプトをマスターするために外部の講座を受講

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3DCADであるFusion360でソリッドモデルを使った幾何学的な設計をするのは慣れてきましたが、曲面を含むような自由度の高い設計をするには、ソリッドやサーフェスよりもスカルプトのほうが手早く設計できます。特に正確な寸法に基づく設計を要しないものは、驚くほど短時間で設計できるようです。しかしながら、スカルプトを独学でマスターするのは困難かつ時間がかかりすぎるので、外部の習得コースを受講することにしました。

以前、初級コースを受講したメイカーズラブさんが、最近、「Fusion360スカルプト講座」を開設されたようなので、これを受講することにしました。今回は開設後、まだ2回目の講座だったようです。
前半と後半を土曜日と日曜日に分けて開催されていましたが、たまたま、日曜日は用事があったので、前半だけでも受講することにしました。

当日は7~8人ぐらいの受講者があり、仕事で商品企画をされている方が複数名参加されていました。 

メーカーズラブさんで独自作成されたテキストの各種モデリング課題に沿って操作していきます。1日目の課題は、モダンな椅子、チェスの駒、コーヒーカップ、自転車のサドルでした。スカルプトのいろいろな機能を習得できるよう工夫されています。操作がわからなかったり、ミスしたりするとすぐに講師の方が駆け付けて教えてくださいますので、最後までやり通すことができます。

やはり独学と違って、わからないことは聞けばすぐに教えてもらえるので、独学で到達するには膨大な時間を要するレベルまで、短時間で到達できました。

スカルプトの特徴は、面を自由な方向に引っ張ったり付け足したりしながら形を作っていくのが基本で、エッジとエッジを結合したり、点と点を溶接したりして、複雑な形状を作ることができます。これからデザイン性の高い、複雑な曲面の設計もできそうな気がしてきました。

講座のついでに、最近、メーカーズラブさんで導入された、3Dプリンター「Raise3D」とレーザーカッター「HAJIME CL1」も見学してきました。

「Raise3D」は動作音が静かなのには驚きました。UPBOX+の動作音とは雲泥の差です。これなら夜中に稼働していても近所に迷惑をかけることも無さそうです。「HAJIME CL1」は、40W CO2レーザー機だけあって、それなりの大きさです。個人で導入するにはかなり勇気が要りそうですが、そのうち使いこなせるようになりたいですね。

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