家内が萩焼の素敵な花瓶をお手頃な値段で買ってきましたが、萩焼の土はやわらかく、強く焼き締まっていないので水漏れします。
湯呑の場合、茶渋が器に入り、使っているうちに器全体の色が次第に変化し、これを「萩の七化け」と呼んで珍重されています。
花瓶はずっと水を入れっぱなしにするので、少しでも漏れると一晩で辺りがびしょ濡れになってしまうので、花瓶の中に入れる水漏れしない容器を3Dプリンターで作ることにしました。
花瓶の内径を計測し、中に落っこちないように口を広げた形状にデザインしました。
UPBOX+付属のスライスソフトUP StudioにSTLファイルを読ませますが、そのままではサポート材なしではプリント出来なさそうなので、逆さにしてサポート材なしでプリントします。
3時間ぐらいでプリントできました。萩焼の花瓶に入れて水を注いで花を飾ると、ホレこの通り。あまり目立つことなく水漏れを回避できました。
直近のお茶会で花瓶が使えるようになって家内も喜んでました。3Dプリンターがあるとこういう特注品を自分で作れるのでとても便利です。