Fusion360の外部講習受講でそれなりに操作のメドが立ったことから、3Dプリンターを購入することにしました。
光造形方式かFDM(熱溶解積層法)方式か迷うところですが、光造形方式では造形後にアルコール洗浄が必要なのとアルコール廃液の処分が面倒なので、造形が綺麗な点には惹かれますがFDM(熱溶解積層法)方式を選ぶことにしました。
希望する要件は
・20cmx20cmx20cmぐらいの造形ができること
・各種フィラメントが使えること(できれば純正以外も)
・水平や垂直の調整が容易(できれば自動)なこと
・造形ミスが少なく、造形精度が高いこと
・本体にカバー
・日本でのサポートが受けられること
・予算的には30万円以内
といったところ。
候補としては、
・ポーランドZortrax社 M200
→日本の知名度はいま一つだが世界では売れている様子。フィラメントの種類が多い。
造形スペースは20cmx20cmx18cm。25万円ぐらい(記入時点)。自動調整機能あり。
・久宝金属製作所 Qholia(クホリア)
→大阪の会社。光造形並みに綺麗な造形のよう。造形スペースは20.5cmx20.5cmx20.5cm。
使用可能素材は260は260度以下で使用可能な樹脂。32万4千円(記入時点)。
・米国Raise3D社 N1
→造形スペースは20.5cmx20.5cmx20.5cm。他社製フィラメント使用可。32万円(記入時点)。
造形精度はかなり高そう。水平調整は手動。
・中国TierTime Technology社 UPBOX+
→造形スペースは25.5cm×20.5cm×20.5cm。UPシリーズは米国で「使いやすさNO.1」を受賞。
造形精度はかなり高そう。自動調整機能あり。32万円(記入時点)。
といったところでしょうか。いずれも本体はカバーで覆われ、周辺環境の影響を受けにくいようになっています。
Fusion360の講習を受講したメイカーズラブさんにはUPシリーズが何台か置かれ動作していました。講師の方の話では、UPシリーズはサポート材やラフトを手で容易にはがせるのが良い、造形精度も高いとのこと。