前回、各種プラットホームシートを試しましたが、何も塗布しなかったためか、ABSフィラメントは第一層目がシートに付着せず、ABSのプリントはうまくいきませんでした。今回は、幅が10cmのマスキングテープ「3M マスキングテープ 243J Plus 100mmX18m」とPITのり「トンボ シワなしピット アートG PT-GAS」を購入しました。
マスキングテープをセルボードに貼り付け、その上にPITのりを塗布した状態でiphoneケースをABSフィラメントでプリントしてみます。
まず、マスキングテープをセルボードに貼り付けました。iphoneケースのプリントは中央部だけでも十分ですが、自動水平調整で9ケ所計測するため、全面に貼り付けました。
この状態でマスキングテープ上にPITのりを塗布し、iphoneケースをABSフィラメントでプリントします。
綺麗にプリントできました。造形物を剥がすのも容易かつ綺麗に剥がれました。
スクレーパーを造形物とマスキングテープの間に差し込む際に、スクレーパーの角でマスキングテープを破ってしまいましたが、マスキングテープは18mでも数百円と安価なので、貼り替えても勿体なくありません。幅が10cmなのでセルボードの全面に貼るのもそれほど手間はかかりません。
これでようやくABSフィラメントによる造形もメドが立ちました。